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コーヒー②カフェインとの付き合い方

コーヒーについて② 肩こりや腰痛といった慢性的な不調にお悩みなら山口県宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」

こんにちは!

「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。

 

前回のブログに続きます。

健康効果の高いコーヒーですが、大量のカフェインを含んでいます。

お身体の不調を抱えている方は、このカフェインに注意が必要です。

 

特に

①腰痛

②頭痛

③睡眠に関する悩み

を抱えている方は要注意です。

 

①腰痛

カフェインには利尿作用があります。

そのため、カフェインを多く摂っている方は気づかぬ内に慢性的な脱水状態に陥りやすいです。

脱水状態になると、筋収縮がうまくいかず、筋肉がひきつることにより、腰痛を引き起こしやすくなります。(こちらのブログもご覧ください。)

 

また、利尿作用があるということは、尿を生成する腎臓に負荷が加わることになります。

腎臓は腰の両脇に位置しています。

腎臓が疲労すると、その反射で腰の筋膜が固着して腰痛が発生しやすくなります。

そのため腰痛を感じている方は、飲む量を減らすなどの対策が必要です。

 

②頭痛

カフェインには脳血管を収縮させる作用があります。

カフェインが身体から抜けると、収縮された脳血管は元の状態へと戻ってゆきます。

常日頃からカフェインを摂っていると、常に脳血管が収縮しているため、カフェインが切れて血管が拡張するたびに頭痛が引き起こされることがあります。(片頭痛なら症状が出始めたタイミングで使えば鎮痛効果があるという報告はありますが、片頭痛の根本的な解決にはならないとされています。)

 

普段のカフェイン摂取量が多いならば、一気にカフェインを断つのではなく、離脱症状を防ぐために徐々に摂取量を減らすのが良いでしょう。

 

③睡眠に関する悩み

カフェインには、強烈な覚醒作用があります。

体内に入ったカフェインの量が半分に減るのには8時間が必要になると言われています。

カフェインへの耐性には個人差がありますが、仮に22時に床につくのであれば、最後のコーヒーは14時と決めておくとわかりやすいですね。

 

しかし、朝にコーヒーを飲むのであれば、安眠を誘ってくれるというデータもあります。

 

カフェインを摂るとコルチゾールというホルモンが分泌されます。

巷では「ストレスホルモン」などと呼ばれて嫌われているコルチゾールですが、これが日中にたくさん分泌されると、反射作用で夜間に安眠を促すセロトニンというホルモンが大量に分泌されるので、より質の良い睡眠が取れるとされています。

 

ですから、睡眠にお悩みならばコーヒーは朝イチに楽しんでいただくのが良いかと思います。

 

 

コーヒーだけでなく、エナジードリンクや紅茶、緑茶にもカフェインは含まれています。

基本的に、カフェインの含まれているものは総じて美味しいですし、最近は大きなペットボトルでコーヒーも売られているので、水代わりについつい飲みすぎてしまうという方も多いです。

 

上手に付き合うことが出来れば、カフェイン入り飲料は生活に恩恵をもたらしてくれることも多いです。

お身体の調子と相談しつつ、コーヒータイムを楽しんでいただければ幸いです。

 

 

筋膜と姿勢の整体院

 

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