こんにちは!
「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
秋も深まり、朝晩はグッと冷える日も増えてきましたね。
栄養と睡眠をしっかり取って体調を崩されませぬよう、お気をつけください。
さて、当院では初回来院の際、皆様にヒアリングシートの記入をお願いしています。
ヒアリングシートの内容としては、お身体の痛みだけでなく、頭痛や痺れなど、肩こりや腰痛などと関連して発生することの多い「不定愁訴」のチェック欄も設けています。
そこで多くの方が、特に腰痛をお持ちの方がチェックを入れるのが、「冷え」「むくみ」の項目です。
冷えやむくみは、内臓の機能低下によって発生することもあります。
しかし、ヒアリングを行うと大抵の方はすでに病院で「内臓の問題ではない」「運動不足では?」「様子を見ましょう」と診断されているケースがほとんどです。
このように、内臓に問題がないのであれば当院の施術で「冷え」「むくみ」が変化する可能性は高いです。
当院では二つの視点からこの問題を見ます。
①姿勢
姿勢に問題が生じると、骨盤の位置が変位し、骨盤の傾斜角も変化します。
すると、骨盤から足へと向かう大きな血管(大腿動脈)が圧迫され、血液の供給がうまくいかず結果として冷えが起こります。
また、大腿動脈の隣には足から体幹へ戻る血管(大腿静脈)も存在します。
この大腿静脈が圧迫されると血液の還流が滞り「むくみ」が生じるのです。
腰痛との関連症状として発生するものは、この姿勢の問題によるタイプが多いです。
このケースであれば、姿勢の問題が解消されるに従い「冷え」「むくみ」の状態は変化していきます。
②筋膜の固着
下肢の筋膜が固着することにより、「冷え」「むくみ」が起こる場合もあります。
本来であれば、筋肉を適度に動かすとポンプ作用によりむくみは吸収され、血流も促進されます。
しかし下肢の筋膜が固着してしまうと、このポンプ作用がうまくいかず、足のむくみや冷えが発生するのです。
このタイプの方には、対象となる部位にIASTM(器具を用いた筋膜リリース)を行います。
そして筋膜の固着が解消されてくると、「冷え」「むくみ」は軽くなっていきます。
食事で身体を温めるものを意識して摂ったり、運動をしてみてもなかなか「冷え」「むくみ」が変わらないのであれば、ひょっとしたら上記のような問題を抱えてらっしゃるのかもしれません。
「冷え」「むくみ」にお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。