こんにちは!
「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
首や肩の痛みにお悩みの方の中には、「朝起きた時が特につらい」という方が一定数いらっしゃいます。
また痛みは無くても、「最近睡眠の質が良くない」と感じる方も多いです。
こういった場合は、お身体の根本にアプローチする施術と共に、使っている枕を見直すと不調から抜け出しやすくなります。
今はたくさんの種類の枕がありますよね。
高反発のモノ、低反発のモノ、テレビCMでよく見るモノ、インフルエンサーがオススメしているモノ。
どれが良いか迷いますよね?
またお店で試した時は良いと感じても、実際に使ってみたらイマイチだった・・・という経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
枕選びのポイントは
①高さ
②硬さ
③大きさ
の三点です。
これを意識すれば、お身体に合う枕がきっと見つかります。
①高さ
枕に頭をのせて、横向きに寝てみてください。
その姿を、全身が写る距離から写真を撮ります。
そして、ご自分のオデコ・鼻・顎をまっすぐに結ぶ線を引きます。
その線をそのまま、足先まで延長して引いてみてください。
この延長線上がマットレスに対して平行に引かれていれば、理想的な枕の高さです。
延長線がマットレスに突き刺さるようであれば高すぎですし、逆にマットレスから離れていくようであれば低すぎるということになります。
②硬さ
寝心地に直結する項目なので一概にコレ!とは言えませんが、基本的には硬めがオススメです。
柔らかすぎると頭が枕に沈み込んでしまい、頚椎や周囲の筋膜に大きな負荷が加わってしまいます。
また眠っている間に、ヒトは何回も寝返りをうちます。
柔らかすぎると頭が沈む分、寝返りがうまくできなくなり、寝違えなどを起こしやすくなります。
なので寝心地に影響がない範囲で、硬めの枕を使うことがオススメです。
③大きさ
小さい枕はオススメできません。
上記のように、ヒトは何回も寝返りをうちます。
小さい枕だと、寝ている間に頭が枕から落ちやすくなります。
横向きに寝た時に枕がないとどうか?
すごく苦しくなり、とてもリラックスすることはできません。
また、頭をすっぽりとホールドするような枕も寝返りがうちづらいのでオススメしません。
①高さ②硬さ が合うものでなるべく大きなサイズのモノがオススメです。
この三点を意識して枕を選んでいただけると、首や肩の痛みにお悩みならば不調から早く抜け出すことが可能ですし、痛みが無い方でもぐっすりと眠れて睡眠の質が向上するはずです。
ぜひ枕選びの際は、この三点を意識してみてください。