こんにちは!
「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
デスクワークがお身体に与える影響は大きいです。
「長時間の作業で肩がこる」「椅子から立ち上がろうとしたら腰が痛む」といったお話は、当院にお越しになる方からよく聞きます。
このようなケースでは、座り方を変えることでお身体への負担を軽減させることができます。
まず、座る時は必ず坐骨(お尻の奥にある骨)に体重がのるようにしてください。
多くの方は長時間座ると体重が仙骨(一般的にいう尾てい骨)にのりがちです。
しかし仙骨に体重がのると、骨盤が後傾して猫背になってしまいます。
必ず、坐骨で座るようにしてください。
そして、股関節と膝関節をそれぞれ90度に曲げます。
股関節を90度以上曲げてしまうと、腰に大きな負荷が加わるので気をつけてください。
そして、足底全体をしっかりと床につけます。
この体勢を作ったら、次は体重の6割を坐骨に、4割を座面に触れている太もも裏と足底に、それぞれのせてください。
感覚がつかみづらいようであれば、少し身体をゆすってみるとわかりやすと思います。
そして仕上げに、頭の位置を普段より少し高くします。
この状態を横から見ると、骨盤の上に肩と頭がのり、背骨はストレスのない緩やかなカーブを描きます。
これがお身体への負荷が最も少ない座り方です。
この状態で作業できるのであれば、肩や腰への負荷は大きく減らすことができます。
しかし、人間ずっと同じ体勢でいることはできません。
ですから30分に一度は立ち上がり、軽く体操などをして身体をリセットさせてからまた座るようにしてみてください。
この座り方が習慣になれば、お身体への負荷はかなり変化するはずです。
是非お試しください。