こんにちは!
「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
活動量の少ない現代人には、運動は欠かせないものです。
また、上手に行えれば肩こりや腰痛といった慢性的な不調を改善するのにも役立ちます。
しかし、肩こり・腰痛を抱えている方は運動にとりかかる前に、
①運動の種類
②運動の強度と頻度
③姿勢バランスのチェック
この三点に注意する必要があります。
①運動の種類
特に腰痛を抱えている方は、ゴルフや野球などの一方向の動作の多いスポーツは避けた方が無難です。
このようなスポーツは、どうしても身体の使い方に偏りが生じるため、姿勢のバランスを崩し肩こりや腰痛をかえって悪化させてしまう可能性があります。
不調を改善させるために行うならば、水泳やジョギングなど、身体に偏りが生じない種目が良いです。
もしゴルフや野球をするなら、バランスを整えるように逆方向の動作も必ず行ってください。
メジャーリーグのダルビッシュ投手は利き手ではない左手でピッチング練習をしますし、ゴルフの片山晋呉選手はラウンド中に必ず逆方向のスイングもしてバランスを調整しています。
ぜひ、一流選手のルーティンを取り入れてみてください。
また、筋力トレーニングを行う時も注意が必要です。
例えば、胸ばかり鍛えて背中をおろそかにしてしまうと、肩が前方へ巻き込まれた姿勢になってしまうので、肩こりはかえって悪化しますし、その状態でトレーニングを続けると五十肩など他の障害も引き起こしやすいです。
筋力トレーニングをする時には、鍛える部位に偏りが生じないよう注意して行いましょう。
②運動の強度と頻度
「よし、頑張って運動するぞ!」と一念発起し、最初に頑張りすぎて続かなかった・・・
翌日以降、強い筋肉痛に襲われて気持ちが切れた・・・
こういったお話はよく聞きます。
健康のための運動は、息切れすることなく長く続けていく必要があります。
また、長い期間運動から離れていた方であれば、ご自身の考えている以上に運動能力が低下していることも多いです。
そのため、最初のうちは「少し物足りないかな?」くらいの強度でも身体には想像以上に刺激が入ります。
頻度も、最初のうちは週二回やれば充分です。
③姿勢バランスのチェック
これがとても大切です。
なぜか?
姿勢バランスが崩れた状態で運動すると、身体を痛めるからです。
猫背の状態でウォーキングをすれば、腰や膝を痛めることが多いです。
頭が前方変位したままテニスをすれば、肘や肩に非常に大きな負荷が加わります。
せっかく身体のためを考えて運動をしたのに、痛めてしまうのはとても辛く悲しいことです。
だからこそ、ケガを防いで楽しく運動に取り組むためには、姿勢バランスのチェックがとても大切です。
気になる方は、是非当院にご相談ください。
運動を上手に生活の中に取り込むことができれば不調の解消にとても役立ちます。
また汗を流せばストレス解消にもなりますし、毎日のご飯も美味しくなります。
ぜひ、ご自身に合う運動を何かしら取り入れてみてください。
生活の質が、きっと上がるはずです。