
こんにちは!
宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」院長の近藤です。
当院にお越しになる方の中から「寝ても疲れがとれない」というお悩みをよく聞きます。
特に、長年にわたって肩こりや腰痛といった慢性的な不調を抱えている方の多くは、このお悩みを持たれています。
人間には回復機能があるので、本来であれば疲労が少々溜まっていたとしても、栄養のある食事をとって適度に運動をし、ゆっくりと眠れば翌朝には疲労は無くなっているものです。
寝ても疲労感が抜けない、いわゆる慢性疲労にお悩みの方は、この回復機能に支障をきたしているわけです。
そして、この疲労が回復しない方は姿勢に問題を抱えているケースが多いです。
人体には1400億個もの神経細胞が存在し、その全長はなんと72㎞にもなります。
神経細胞は、
①感覚神経
②運動神経
③自律神経
の三種類に分けられます。
慢性疲労に対して特に重要になるのが、③の自律神経です。
全神経細胞の約40%が自律神経であると言われていますが、この自律神経線維は特に首と骨盤周囲に多く分布しています。
姿勢に問題が生じ、首や骨盤周囲に大きな荷重が加わることによって、この自律神経線維にも悪影響が生じてしまうのです。
自律神経に問題が生じると、慢性疲労以外にも、頭痛や不眠、手足の冷えや体温の低下、思春期のお子様だと起立性調節障害を引き起こす可能性があります。
また姿勢に問題が生じると、呼吸が浅くなります。
人間は一日に約2万回の呼吸をします。
その呼吸が姿勢に問題を抱えて「浅くしかできない状態」だと、全身へ供給される酸素量も不足しがちになるので、起き抜け時の倦怠感も生じやすいです。
裏を返せば、姿勢の問題が解消されると慢性的な疲労も快方へ向かうことは多いです。
もしも「寝ても疲れがとれない」とお悩みをお持ちであれば、宇部市西梶返の「筋膜と姿勢の整体院」にお気軽にご相談ください。